2008年 第4戦 レースレポート
9月14日(日)〜15日(祝日)軽自動車オフロード倶楽部(KCOC)08年シリーズ第4戦が開催されました。
例年第4戦は夜間レースを行う、KCOC名物のナイトレースです。
明るい昼間のレースとは違うレース。さらに今シーズンのシリーズポイントの上でも重要になってくる第4戦。
前夜祭からレポートです。
ナイトレースの第4戦。

レース前に開催する焼肉大会が始まりました。

さらに今宵は十五夜。
趣良く、お月見のセッティングは、
今年から参戦、故にナイトレース初の、
トップ勘゛のみなさん。
恒例の、チーム紹介兼ねてのカラオケ大会。

スタート最後尾から紹介です。
まずはチャレンジクラスから。
ゼッケン35番のチームおっとが遅れて到着とのことで、カラオケ大会1番手は、
ゼッケン17番 チームプリンス

京都から参戦のベテランチーム。
今年は今回が初参戦!。
昨年最終戦でのリタイヤの雪辱を果たしてください!。
ゼッケン29番 HOP!G

今シーズンから参戦。
夜間走行は、今回が初めて。
ここまで健闘中のHOP!G、期待が持てます。
ゼッケン45番 YAMAMO WORKS

YAMAMO WORKSは前回より2台体制。
45番はいわゆる若者チームとのこと。
若さ溢れるノリノリのカラオケ熱唱でした。
ゼッケン44番 YAMAMO WORKS

そしてこちらはおやじチーム?(失礼いたしました)。
経験豊かなところで、若者組には負けられない!。
ゼッケン23番 Team PentRoof

北林代表率いるPentRoof。
今回も男らしいレース展開で!とのこと。

マイクを握る彼は、難しい歌を抜群の歌唱力で歌いこなしていました!。
ゼッケン19番 チーム ナリデン

おなじみ「ひで監」さん率いるナリデン。
いつもカラオケ大会で盛り上げてくださって、ありがとうございます!。
今年もひで監さんの熱唱が、SPL信州に響き渡りました。
ゼッケン24番 トップ勘゛

十五夜の夜に、お花見と洒落たところで、これまた歌い込んでいる十八番を披露。
熱く切ない歌声が満月の空に響きました。
ゼッケン38番 チーム がーこ

今シーズン、幾多のトラブルに遭いながらも、頑張って感想を続けるチーム がーこ。
思えば、1年前のナイトレースがデビューレース。
あれから1年。コツコツと成長を続けてきました。
今回も完走を!。
ゼッケン16番 チーム クルマヤ

今シーズン、チャレンジクラスでブッチギリの早さを魅せるクルマヤ。
今回、パロパロから可児さんが移籍してさらに手強くなりました。
このまま年間チャンピオンまで一気に駆け抜けるのか!?
大事な第4戦です。
ゼッケン7番 チーム ゼロフラッグ

昨年最終戦の衝撃の転倒から、今回第4戦になって復帰参戦。
速さには定評あるチーム。
再びチャンピオン みてろよカアチャンに待ったをかけるのか!?。
今回は2人での参戦。カラオケはPentRoofから助っ人を・・・・。
ゼッケン4番 Kiwi sports

ナイトレースに異常な早さと強さをみせるKiwi。
今年も万全の体制で乗り込んできました。
マシンチェンジをした今年も、あの「光るゼッケン」が、信州の闇夜に疾走します!。
ゼッケン6番 Team EMS

毎回のようにトラブルに遭いながらも、不撓不屈の精神でひたすらにゴールを目指すEMS。
耐久レースの鑑のようなチームワークには脱帽です。
ゼッケン2番 センシュウレーシング

昨年のナイトレースの覇者。
抜群のチームワークが強さの秘密。
今年もここまで全戦完走。マシンの調子は不本意のようですが、今回は一味違うところを魅せるとか。
ゼッケン15番 Team AGOBAC

おなじみの年会費無料の方々(60歳以上)が、本人及び家族から夜更かしを止められて、今回は若者組だけで参戦。
未だマシンは満足のいく走りをしないものの、なぜだか年間2位のポジション。
今シーズン本格参戦の加藤親子鷹が好調の要因?。年寄りの長年の経験?。
それとも、監督が乗らないのが最大の要因?。
ゼッケン1番 みてろよカァチャン

今年も圧倒的な強さでポイントランキング1位。
最近はご家族も加わって、とっても賑やか。
みてろよじゃなくて、みてるよカアチャン?。

どんな状況でも速い強いチーム。
今回もレースを支配するのか!?。
宴もたけなわ、夜も更けて。スタートまで3時間の休憩を・・・・・。
そして・・・・。
暗闇のコースをフォーメーションラップが始まりました。時間は日にちが変わって午前0時。

ヘッドライトの列が、本部前を通過。
日章旗が暗闇の中振られて、レーススタート。

6時間後のゴールの頃は夜が明けます。
16台のマシンが朝日のゴールを目指します!。
開始早々、ゼッケン17番 プリンスに
トラブル発生で、マシンはピットに戻ってきました。
とうやら足回りの不具合が発生した模様。
闇夜に砂埃が舞う中、
ゼッケン1番 みてろよカアチャンが
早速ポールポジションから飛び出しました。
それを、ゼッケン7番 チーム ゼロフラッグが
怒涛の追い上げ!。
鬼神の走りで、みてろよカアチャンを追いかけています。
序盤からレースは荒れ模様・・・・。

今度はチャレンジクラスのポイントリーダー、
ゼッケン16番 クルマヤにトラブル発生。
何と!そのままリタイヤとなってしまいました。
さらに、みてろよカアチャンを追い上げていた、
ゼッケン7番 チーム ゼロフラッグが、
クランク手前の下り坂途中で足回りのトラブルで停車。

左前足はご覧の状態・・・・・。
そのゼロフラッグのトラブルによる黄旗区間にて、
ゼッケン15番 Team AGOBACが、
前車を追い越してしまい、本部前にて停車のペナルティ。
トップチームに次々と不幸が襲いかかる。

ゼッケン4番 Kiwi sportsも、
黄旗区間での追い越しにてペナルティを受けました。

まるで信州の暗闇に飲み込まれたかのような、相次ぐトラブル・・・・・。
コース外に退避させられた
ゼッケン7番 チーム ゼロフラッグのマシン。
PentRoofとの共同で必死の修復作業中。
信州の暗闇は、未だ犠牲者を欲しがっていたのでしょうか?

ゼッケン29番 HOP!Gが、
ギャラリーコーナーで前車を避けようとして、コントロールを失い、ギャラリー下の土手に・・・・・。
さらに3時間目早々に、
ゼッケン44番 YAMAMO WORKS(おやじ組)
が転倒!。
マシン新しく作り直したって言ってたのに・・・・。
ゼッケン29番 HOP!G

何とかピットに戻ってきましたが、その後リタイヤに・・・・。
さらに、トラブルの魔の手は、
トップを走る、みてろよカアチャンも餌食に・・・・・。
アクセルワイヤーのトラブルで、何とかピットに戻ってきました。
3時間目、大きく順位を落としてしまいました。
4時間目には、
ゼッケン19番 チーム ナリデンにもトラブル発生。
電機系の模様。
2人で参戦のナリデン。修理も2人で必死の作業。
5時間目には、
ゼッケン6番 Team EMSのマシンが
新コーナーで足回りトラブルでストップ。
コース上での修理が始まりました。

ここまで、参加16台中11台のマシンが何らかのトラブル遭遇やペナルティを受けて、タイムロス。

今年のナイトレースは大荒れの展開。
そんな中、チャレンジクラスのトップには
ゼッケン24番 トップ勘゛が。
ここまでノントラブルのチームは、トップ勘゛を含めて5台のみ。

埃を巻き上げて、闇夜の新コーナーを駆け抜けてゆきます。
東の空が徐々に明るくなってきました。
コースも僅かに明るく・・・・。
夜が静かに明けてきました・・・・。
夜の時間は荒れたレースも、明るくなってからは落ち着きを取り戻してきました。

チャレンジクラストップを走る、
ゼッケン24番 トップ勘゛。
そして、エキスパートクラスは、
ゼッケン2番 センシュウレーシングが
エキスパートlクラスでは唯一のノントラブルでのレース展開でトップを快走中!。
アクセルワイヤーのトラブルを修復して、コースに戻った後、怒涛の追い上げをみせる。
ゼッケン1番 みてろよカアチャン。
レースは6時間のゴール!

チェッカーフラッグが振り降ろされる中
ゼッケン2番 センシュウレーシングがトップでチェッカーを受けました!。
ゼッケン4番 Kiwi sportsもペナルティでのロスタイムを取り戻すべく怒涛の追い上げ。
しかし、一歩及ばず・・・・・。
再車検のため、本部前に並べられた入賞車両。
6時間のナイトレース、お疲れ様でした。
チャレンジクラス表彰式
3位 [45] YAMAMO WORKS

2台エントリーのうち、最後まで順調に走り続けたのは、若者チームのマシンでした。
カラオケでの元気がそのまま好結果に繋がるガッツ溢れる走り。
準優勝 [35] ちーむ おっと!

昨年の第4戦も表彰台。
今年はひとつ上の順位で表彰台に。
ナイトレースに強い?。
優勝 [24] トップ勘゛

前回第3戦の準優勝。
今回は念願のクラス初優勝!。
クラス半分がリタイヤのサバイバルレースに生き残り、獲得した優勝です!。

おめでとうございます!
エキスパートクラス表彰式
3位 [1] みてろよカァチャン

3時間目のマシントラブルで順位を落とすも、レース復帰後は怒涛の追い上げで3位を獲得。
流石です!。
2年連続チャンピオンは最終戦に持ち越し。
準優勝 [4] Kiwi sports

2時間目にペナルティを受けるも、ナイトレースに強いKiwiの面目躍如。ゴールしてみれば準優勝のポジションまで順位を上げるところは流石です!。
優勝 [2] センシュウレーシング

今シーズンの不調を払拭する2年連続ナイトレースでの優勝!。トラブルやペナルティで順位を落とす他のエキスパートチームを尻目に、最後まで順調にレースを展開した唯一のチーム。
ハードなレースで強さを発揮する最高のチームワークで獲得した優勝。

おめでとうございます!
おまけ

チャレンジクラス初優勝 トップ勘゛
表彰後に、自ら用意したシャンパンで初優勝を祝してのシャンパンファイト!。

普通はシャンパン浴びて大喜びなんですが、チームの皆さんは、浴びないように避けています。

 2008年 第4戦  9月 15日(祝)  天候 曇(夜間) 
 エキスパートクラス (参戦6台)
順位 ゼッケン チーム名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 2 センシュウレーシング 25 30 25 32 33 33 178
2 4 KIWI sports 27 18 27 33 33 34 172
3 1 みてろよ カアチャン 28 32 9 29 34 38 170
4 15 Team AGOBAC 27 1 27 30 31 34 150
DNF 6 Team EMS 26 32 25 31 3 . 117R
DNF 7 チーム ゼロフラッグ 27 1 . . . . 28R
 チャレンジクラス (参戦10台)
順位 ゼッケン チーム名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 24 トップ 勘゛ 27 32 24 32 31 35 181
2 35 チーム おっと! 26 30 24 31 32 35 178
3 45 YAMAMO WORKS 24 27 22 23 33 35 164
4 38 チーム がーこ 24 25 21 29 30 30 159
5 19 チーム ナリデン 26 32 23 9 33 17 140
DNF 44 YAMAMO WORKS 26 31 1 . . . 58R
DNF 29 HOP! G 25 3 . . . . 28R
DNF 23 Team PentRoof 26 . . . . . 26R
DNF 17 チーム プリンス 3 - 15 4 . . 22R
DNF 16 チーム クルマヤ 12 . . . . . 12R