2008年 第3戦 レースレポート
7月20日(日)軽自動車オフロード倶楽部(KCOC)、08年シリーズ第3戦が開催されました。
前日に関東甲信地方は梅雨明けした模様とのこと。レース当日は晴天になりました。
年間5戦のシリーズの真ん中、折り返し点にあたるレースです。
第3戦レポートです。
第3戦の開会式。

SPL信州、町田社長より、
最終クランク前の下りを、今日は永久黄旗区間として、追い越し禁止、減速要とすることが各チームに伝えられました。
第2戦に続いての変則コースです。
2周のフォーメーションラップの後、本部前の日章旗で第3戦がスタートしました!。
第3戦、新登録初参戦の
ゼッケン29番「HOP! G」もスタート!。
6時間完走を目指します!。
レース開始早々、
ゼッケン62番
ゲンシン郡山インター店のマシンから異音が・・・・。
緊急ピットインしたところ、エンジンに致命的なトラブルが・・・・。
昨年最終戦に初参戦表彰台の衝撃デビューをし、今シーズン初参戦ながら、残念な結果に・・・・。
ここが今回のレースの特別区間。
最終クランク前の下り、黄旗区間。

実は、この先のクランク出口は
コースの中でも屈指の転倒箇所。

この措置で、今回は転倒が減る??。
1時間目。
早くも独走態勢。
ゼッケン1番 みてろよカアチャン。
現在エキスパートクラス年間ランキングもトップ。
ゼッケン15番 Team AGOBAC。
現在エキスパートクラス年間ランキング2位。
2番手からスタートながら、前を行くみてろよカアチャンにどんどん離されてゆきます。
前日にマシンを持込んでのテストランでも「吹けない病」は決定的に解決できず・・・・。

間もなく、後ろから迫っている、
ゼッケン11番 シティオートレーシングクラブに前に出られてしまいました・・・・。

今回も、我慢のレース?。
ゼッケン44番 YAMAMO WORKS
今回から始まった「ゲスト入場」で来られた方が、どこから入ったのか2コーナー奥からストレートの土手を歩いていた!?。
走行中の監督さんは強制ピットイン。
本部前で厳重注意を受けました。
1時間目を過ぎて各チームの交代が始まりました。

ゼッケン38 チームがーこ ドライバー交代。
今シーズンは、トラブルに遭いながらも完走を続けています。
そろそろクラス上位に食い込む実力が着いてきたようです。
ゼッケン2番 センシュウレーシング。
今回もエンジンの不調に悩まされている様子。
ピットインを繰り返しています。
初参戦 ゼッケン29番 HOP! G
1時間目を走り切り、ドライバー交代。
初参戦、まずまずの滑り出しでしょうか。
ゼッケン11番 シティオートレーシングクラブ
ドライバー交代。
1時間目を走りきったドライバーは脱力状態。
1時間目を経過して、
チャレンジクラスのトップを走る、
ゼッケン16番 クルマヤ。
今回も2人でエントリー。
前回第2戦は初めてのクラス優勝。
今回もまずは順調なレース展開。
2時間目に入ったレースは、
ここ最近の傾向で、何事もなく時間が経過してゆきました。

ゼッケン13番 RTT。
今シーズンは転倒続き。今回はお馴染みのカラーリングが間に合わず。
全戦出場を続けるKCOC随一の「鉄人チーム」。素晴らしい!。事務局、感謝感謝です!。
ゼッケン36番 ガレージ矢島レーシング

2時間目も快調に走行中。
レースも全体的に平和な2時間目。
と、おもっていたら・・・。
初参戦のゼッケン29番 HOP! G
右リヤタイヤがパンク状態で緊急ピットイン。
何と、山を降りて、ガソリンスタンドまで修理をしに行ったとのこと!。
レースを諦めないその根性。天晴れ!。
その直後、第3戦初の転倒事故。
ゼッケン8番 Team Jim。
久々の参戦で、やってしまいました。

転倒のドライバーさん、
一緒に写ってくださいました。
2時間目の終わり頃から散水が始まりました。
その途端にシケイン手前で、転倒事故。
ゼッケン3番 コルトクラウド

ベテランチームがまさかのリタイヤ。

Team Jimの転倒事故から間を置かず、
丁度ドライバー交代の頃と重なり、
コース上のドライバーは中々ピットに入ることが出来なくなってしまいました。
再スタート後、コースをもう1周して、
一気にドライバー交代のマシン達がピットに入ってきました。

各々ドライバー交代をして、コースに出てゆきます。
2コーナーの入り口。
ストレートでスピードを上げたマシンが、
一気に突っ込んできます。
写真では分かりにくいですが、
各マシンが、物凄い勢いで2コーナーに進入して来ます。
テールスライドで一気に向きを変える
ゼッケン5番はR.T.GERONIMO
パドック前の下り、新コーナーに向かって駆け下るマシン達。

ゼッケン1番 みてろよカアチャン。
依然エキスパートクラストップを快走中。
7コーナーの攻防。
晴天の第3戦は、散水をしてもあっという間に乾いてしまいます。
早くも砂埃が・・・・。
7コーナーの立ち上がり、
テールtoノーズで加速してゆきます。
4時間目に入った計時室。
スタートからゴールまで息の抜けないお仕事。

お忙しい中お邪魔しました。
4時間目、レース中2度目の散水が入りました。
散水により劇的に変わる路面状況。
ドライバーの走りは慎重になります。


写真には写っていませんが、
この先の本部前下りで、
ゼッケン52番 あ〜るのはち のマシンが、
散水車後部に激突。失格に・・・・。
散水された4時間目。
そして5時間目に入った直後。
ギャラリー下での悲劇。
ゼッケン13番 RTT
今シーズン3戦連続の転倒事故!。
マシンが変形するほどの衝撃!。

ドライバーさん、ポーズ取ってくれました。
大きなケガは無かったようで、安心しました。
さて、ゼッケン8番 Team Jim
転倒リタイヤ後、早くもパーツの取り外し作業が始まりました。
時期マシンに向けての準備でしょうか?。
5時間目から6時間目に差し掛かる頃、
ギャラリー先の右ターンで、
ゼッケン44番 YAMAMO WORKSのマシンが足回りトラブルで走行不能に・・・・。
幸いコース外側に停まってくれたのと、
ここから先は黄旗区間。
マシンはゴール時間まで横をすり抜けて行ってもらうことにしました。
レース6時間を走り切り、
エキスパートクラスは終始トップを空け渡さなかった、ゼッケン1番 みてろよカアチャンがそのままトップでチェッカーを受けました。
チャレンジクラスは
ゼッケン16番 クルマヤが、こちらも終始トップを空け渡すことなく、そのままチェッカーを受けました。
レース後の各クラス3位まででゴールしたマシンは再車検を受けます。
エンジンルームを開けた状態の入賞車両。
各チームの人達がそれぞれのマシンを覗き込みます。
それぞれのチームの違いがここで分かる機会でもあります。
本部役員による再車検後、
クラス毎に各チームの入賞チームの代表者が本部前に呼ばれました。
松本会長・橋本技術委員長により、再車検結果の報告がされ、異議なしとして、レース結果の確定が告げられました。

お疲れ様でした。
チャレンジクラス表彰式
3位 [36] ガレージ矢島レーシング

復活参戦後、久々の表彰台。
元々実力は折り紙つきのチーム。
これからもバシバシ表彰台に上がってくれるでしょう!。
準優勝 [24] トップ勘゛

KCOCには今シーズンから参戦。
早くも表彰台獲得!。
実力派チームがどんどん乗り込んでくるチャレンジクラスで、いよいよ本領発揮!。
優勝 [16] クルマヤ

前回第2戦の初優勝に続き2連勝!。
今回は2人で参戦ながら終始クラストップを明け渡さず、堂々の優勝!

おめでとうございます!
エキスパートクラス表彰式
3位 [15] Team AGOBAC

今回も今ひとつの吹けのマシンで我慢のレース。
しかし、3戦連続の表彰台。
老獪?なレース運び?で、どこまで続くの?チーム始まって以来の連続表彰台。
準優勝 [11] シティオートレーシングクラブ

昨年度チャレンジクラスチャピオンが、第3戦にしてエキスパートクラス準優勝の表彰台。
着実に成長を続けるシティオート。
エキスパートクラスを面白くしてくれそうです!。
優勝 [1] みてろよカアチャン

第2戦優勝のR.T.GERONIMOの不調を尻目に、今回はいつもの横綱相撲のレース展開で終始トップを空け渡すことなく、表彰台の頂上を奪回!。
さすがです!。

おめでとうございます!
おまけ 1

計時委員長さま撮影。
お題は「ぱたぱた」

ギャラリー下での転倒事故で赤旗停止中のマシン達。
エアコン無しのマシンは暑いので、みんな運転席側ドアをパタパタして外気を取り入れています。
その風景、何となく可愛い・・・・。
KCOC、暑い季節の風物詩・・・・。
おまけ 2

そして、上の写真の原因を作った人・・・・。
お題は「あー・・・下手こいたぁ・・・・」
(小島よしおじゃございませんが・・・・)

RTTは3戦連続の転倒リタイヤ・・・・。
全戦出場を続けるRTT。
鉄人チームが第4戦に復活参戦してくださることを、事務局一同期待してお待ちしております!。

 2008年 第3戦  7月 20日(日)  天候 晴 
 エキスパートクラス (参戦9台)
順位 ゼッケン チーム名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 1 みてろよ カアチャン 35 29 26 32 29 35 186
2 11 シティーオートレーシングクラブ 34 30 28 30 28 34 184
3 15 Team AGOBAC 34 29 27 30 27 33 180
4 5 R.T.GERONIMO 26 30 27 30 29 34 176
5 6 Team EMS 32 27 25 29 7 14 134
6 2 センシュウ レーシング 8 5 13 28 25 32 111
DNF 13 RTT 31 28 25 28 3 - 115R
DNF 3 コルト クラウド 34 30 - - - - 64R
DNF 8 Team Jin 30 21 - - - - 51R
 チャレンジクラス (参戦10台)
順位 ゼッケン チーム名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 16 チーム クルマヤ 35 30 26 30 29 34 184
2 24 トップ 勘゛ 34 29 25 29 27 34 178
3 36 ガレージ矢島レーシング 32 31 25 25 28 32 173
4 38 チーム がーこ 28 28 25 26 27 31 165
5 45 YAMAMO WORKS 26 25 21 23 25 29 149
6 29 HOP! G 31 17 - 26 22 29 125
DNF 44 YAMAMO WORKS 27 28 24 29 28 - 136R
DNF 52 あ〜るのはち 27 23 19 13 - - 82R
DNF 55 Team Q'z 11 2 - - - - 13R
DNF 62 ゲンシン郡山インター店 7 - - - - - 7R