2008年 第2戦 レースレポート
6月8日(日)軽自動車オフロード倶楽部(KCOC)、08年シリーズ第2戦が開催されました。
梅雨入りした信州・長野県。当日も予報では曇り後雨。
天候次第ではレースにも影響が・・・・。
今回はエキスパートの強豪が今シーズン初参戦し、レース展開も開幕戦とは変わるのか?
第2戦レポートです。
第2戦の受付。

今回はエキスパートクラス、チャレンジクラス合わせて20チームの皆様が参戦。
開会式に際して、
スポーツランド信州・町田社長より、
役員会で検討中の「レース観戦者のパドック入場許可制度」について、説明が行われました。

今後詳細を役員で更に話し合い、改めてのご通知になります。
レースは、フォーメーション2周にて。
先頭は前回の覇者、
ゼッケン1番「みてろよカアチャン」
本部前にて日章旗が振られて、
第2戦がスタートです。
1時間目。
だんだん各マシンの間隔も離れてきて、
今のところ平和な展開。
早くもピットインは、
ゼッケン4番「KIWI sports」

今シーズン初参戦。
マシンもヴィヴィオからキャロルに変更。

どうやらオーバーヒート状態とのこと。
足利工業大学のチーム、
ゼッケン37番「チームAIT」も早くもピットイン。

リヤ周りを見ています。
コースに復帰してゆきましたが、本調子ではない様子。
1時間目を迎える頃、早々とドライバー交代と給油は、ゼッケン24番「チーム勘゛」。

F1みたいにスタート時のガソリン積載量を軽くしていた??。
前回の覇者、ゼッケン1番「みてろよカアャン」。
1時間目を走り、ドライバー交代。
写真では上手く写っていませんが、窓を拭いている女性の右腕にはお子さんが抱っこされております!。チーム総動員での交代作業です!。
ゼッケン56番は、昨年はチャレンジクラスだった、「Team AGOBAC」のゼッケン。

今回は青山学院大学体育会自動車部の学生を中心としたチームにて、「チーム平均年齢ゼッケン」が復活して参戦。
交代作業も役割分担がが決められて、抜群のチームワーク。
ドライバー交代・作業中なのは、久々の参戦の、ゼッケン26番「パロパロ」。
マシンも久々に走らせているそうで、本調子ではないのでしょうか?。
2時間目に入ったレースは、
取り敢えず落ち着いた感じで、時間が過ぎてゆきます。
そんな中、5コーナーでゼッケン26番「パロパロ」が修理中。
発電機の不具合でバッテリーが上がり気味。予備のバッテリーを持ってきて、ケーブルで繋いで、取り敢えずピットに戻るそうです。
その横、5コーナーに向かってゆく、マシン達。
2時間目も終わる頃、
ゼッケン44番「YAMAMO WORKS」のピットイン指示のサインボード。
よく見ると、中古車の価格のボード!(笑)。

ピットサインにも各チームの個性が・・・。
その「YAMAMO WORKS」。
ドライバー交代&給油です。

前回の転倒から見事復活しての第2戦、今のところは順調の様子。
ゼッケン5番「R.T.GERONIMO」

ついにマシンをスズキ車にチェンジ。
その初戦にフォーメーションラップ1周目、いきなり停車で現在最後尾から追い上げ中!。

どこまで上がってくるのか!。
ゼッケン15番と、56番の「Team AGOBAC」。

2時間目は同時に交代作業。
OBと現役学生、それぞれのチームワークでの作業風景。
そして、3時間目。

各チームの交代作業も完了して、レースは再び落ち着きを取り戻しました。
そんな中、緊急ピットインは、
ゼッケン9番「チーム カメ」。

前回に続き、今回もエンジンにトラブルを抱えている様子。
残念ながら、この後リタイヤ表明となりました。
それまで平和だった第2戦のレース展開。
3時間目の序盤に、ゼッケン6番「TeamEMS」が、新コーナーにて足回りのトラブルで停車。

後ろのセーフティゾーンにマシンは退避させられました。
その横、新コーナーに突っ込んでくるマシン達。
天候が予報を外れて晴れて陽も射してきて、路面が乾いてきました。
砂埃の状況より、急遽散水車が入ることになりました。
3時間目を終え、各チームで交代作業がまた始まりました。
ゼッケン37番「チームAIT」。
なかなかペースが上がらないみたいですが、頑張っています。
ゼッケン2番「センシュウレーシング」。

今回もマシン(車体)を新調してきましたが、エンジンのフケが今ひとつの様子。
ここで徹底的に直すか、このまま走るか、エンジンルームを覗き込みながらの話し合い中。
ゼッケン19番「チーム ナリデン」。

今回も二人での参戦。
ドライバー交代中。
Vサインは、好調の証?。
刻々と変わるコース状況を、綿密に、でも手短に伝えているところは、さすがベテランチーム!。
さてさて・・・・。
本部では昼食の弁当を食べようとしていた矢先。

ゼッケン26番「パロパロ」が、8コーナー出口で転倒!。
場所がコース上でも最高標高の地点・・・。
本部から息も絶え絶えに駆けつけて撮影した、事故現場の勇姿(笑)。
ゼッケン16番「クルマヤ」のマシンに先を譲ろうとしたら、この有様・・・・・・。
コースの土手を5メートル程削っての転倒。
再スタート直後の新コーナーにて、
ゼッケン13番の「RTT」が転倒!。
開幕戦での転倒場所と同じ所でまた転倒!。

これは、下のストレートのセーフティゾーンに移動させられた状態。


左隣は、3時間目序盤にマシントラブルで停車・リタイヤを喫したゼッケン14番「MUSK」のマシン
その横、新コーナー〜2コーナーのストレートをフル加速して駆け抜けてゆくマシン達。
パドックに戻ると・・・・・。

ゼッケン40番「鶴・亀」のマシンがこの状態で戻ってきたそうです。
タイヤはギャラリー下先の右ヘアピンで外れたとのこと・・・・・。
このままリタイヤ。

カラーリングと相まってその姿が戦車に見えます。
レースは5時間目。

すっかり陽が射してきたコースを、やっと調子が出てきた様子の、ゼッケン4番「KIWI sports」が駆け抜けてゆきます。
その5時間目。

それまでチャレンジクラスの3位を快走していたゼッケン56番「Team AGOBAC(学生)」。
突然のマシン停止・・・・・。
結局、ミッションのトラブルと分かり、残念ながらリタイヤ・・・・・。
同じ頃、5コーナーで、
ゼッケン11番「シティオートレーシングクラブ」がストップ。
修復不能と判断して、カメラを回収のところを撮らせていただきました。
レース序盤に飛び石により、リヤクォーターガラスを破損、本部の許可でダンボール(「ガラス」と記入(笑))で修復してレースを続行していた、ゼッケン38番「チーム がーこ」。
足回りにトラブル発生で緊急ピットイン。

すでにレースは6時間目・・・・。
そして、レースはラスト15分。
何と、トップでチェッカーを受けたのは、
ゼッケン5番「R.T.GERONIMO」!。

最後尾からの追い上げでの見事な勝利!。
そして、再車検。

6時間を戦い抜いた入賞車達です。
チャレンジクラス表彰式
3位 [19] チーム ナリデン

今回も2名で参戦、連続で表彰台獲得。
昨年までの苦悩を吹き飛ばす快進撃!。
熟練の経験と抜群のチームワークの勝利。
準優勝 [44] YAMAMO WORKS

開幕戦戦で痛恨の転倒。
見事今回マシンを修復し、表彰台獲得。
ここから本領発揮!。
優勝 [16] クルマヤ

以外にも初優勝。
開幕戦に続いての表彰台獲得。
実力は折り紙つき、このまま快走!。

おめでとうございます!
エキスパートクラス表彰式
3位 [15] Team AGOBAC

過去2年連続で転倒の第2戦は鬼門。
今回も今ひとつの吹けのマシンで表彰台。
最後まで諦めないのがチーム信条?。
準優勝 [1] みてろよカアチャン

アクセルワイヤー・リンケージのトラブルに見舞われていたそうですが完走して見事2位。
新メンバーも加わり、今シーズンも快走中。
優勝 [5] R.T.GERONIMO

何とフォーメーションラップでまさかの停車により最後尾からの追い上げレースを展開。
ついに車種を変更(MIRA→アルト)した初レースで、周回200周を記録し優勝!。
狙ってました?(笑)。
予てより念願の「STOP The カアチャン」を果たしてのオーバーオール!。

おめでとうございます!
おまけ

レース後の再車検の場にて。
パパのマシンに名前を描いてます。

「これは、ボクのクルマ!」だそうです^^。

未来のレーサー候補ですね^^。

 2008年 第2戦  6月 8日(日)  天候 曇り後晴 
 エキスパートクラス (参戦10台)
順位 ゼッケン チ ー ム 名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 5 R.T.GERONIMO 34 34 36 25 36 35 200
2 1 みてろよ カアチャン 35 34 33 23 31 33 189
3 15 Team AGOBAC 34 32 33 23 31 33 186
4 4 KIWI sports 32 24 34 25 33 36 184
5 2 センシュウレーシング 30 18 27 16 23 18 132
DNF 11 シティーオートレーシングクラブ 34 33 34 23 25 . 149R
DNF 13 RTT 30 30 33 6 . . 99R
DNF 6 Team EMS 33 34 13 . . . 80R
DNF 14 MUSK 33 35 1 . . . 69R
DNF 9 チーム カメ 33 34 1 . . . 68R
 チャレンジクラス (参戦10台)
順位 ゼッケン チ ー ム 名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 16 チーム クルマヤ 35 34 33 25 34 34 195
2 44 YAMAMO WORKS 34 32 33 25 34 34 192
3 19 チーム ナリデン 33 33 32 25 33 34 190
4 24 トップ 勘゛ 30 33 32 25 32 34 186
5 38 チーム がーこ 27 25 32 21 32 26 163
6 52 あ〜るのはち 27 30 16 15 30 23 141
DNF 56 Team AGOBAC 31 32 32 21 18 . 134R
DNF 40 鶴・亀 31 32 9 17 . . 89R
DNF 37 チーム AIT 26 27 26 8 . . 87R
DNF 26 パロパロ 32 16 14 4 . . 66R