2008年 第1戦 レースレポート

【レース前日・・・・】
管理人の携帯が鳴った・・・「はい。ぬまたです。」
「あ・・・TJRTの橋本です。」
管理人「あ、お疲れ様ですぅ!」
TJRT橋本さん「あの・・・・ウチら、リタイヤなんだけど・・・」
管理人「はぁ????」

という訳で、レース前日の土曜日午後の時点で、
今シーズンからエキスパートクラスに復帰したゼッケン12番:TJRTが、
諸般の事情によりリタイヤ・・・・・。
やはり、開幕戦・・・・何かがある????(笑)

4月13日(日)軽自動車オフロード倶楽部(KCOC)、2008年シリーズ第1戦が開催されました。
東京では桜も散ってしまったのに、信州は未だ冬の景色・・・・・。
先週までコース奥には雪が残っていたそうで・・・・・。
エキスパートクラス9台・チャレンジクラス8台の合計17チームが参戦。
初参戦は1チーム「トップ勘゛」の皆さん。

開幕戦レポートです。
開幕戦の受付風景。

信州の山々は未だ冬の装い。
4月も半ばとはいえ、参加の皆様も冬の装いです。

あちらこちらで、「今年もよろしく」の声。
第1戦の開幕戦。

初めにKCOC相談役、SPL信州の町田社長より、コースコンディションについてと、7コーナーのショートカットをする旨の通達。
そして、今後のコース状況によっては、5時間に短縮してのレース開催とすることが、参加チームの皆様に伝えられました。
そして、新体制となったKCOC役員の紹介。
会長:松本さん(前副会長)
技術委員長:橋本さん(前コース委員長:TJRT)
コース委員長:小林さん(前技術委員長:チーム ゼロフラッグ)
計時委員長:三富さん(留任:マスターにゃん)
事務局長:町田恵理子さん(留任)

副会長を管理人の沼田(Team AGOBAC)が広報と兼任させていただくことになりました。
フォーメーションラップを今回は3周に。
各ドライバーは、コースコンディションのチェックとショートカットの7コーナーに慣れる為に、慎重にフォーメーションラップを周回してゆきます。
松本会長が振る日章旗を合図に開幕戦レーススタート!。
先頭でパドック前を加速してゆく昨年のエキスパートチャンピオン「みてろよカアチャン」のマシン。
レース序盤は、様子見状態?
シケインに集中するマシン達。
ポールポジションからスタートし、そのまま早くも後続を引き離し始めたチャンピオン「みてろよカアチャン」。ニューマシンになっても堂々の横綱相撲。
1時間目早々から、エンジンの不調に悩まされていた、ゼッケン9番「チーム カメ」。
ピットインして緊急の修理。
1時間目、ドライバー交代するチームの中に、仮面ライダーが・・・。(笑)
ゼッケン38番「チーム がーこ」の皆さん。

そして、交代でマシンから降りてきたのは・・・・。
Dr.スランプのアラレちゃんでした(笑)。

マシンに描かれた「がーこ」の絵といい、ヘルメットといい、凝ってます!。
今回、ショートカットされた7コーナー。
進入のところでのバトル。

快調に周回を重ねる、
ゼッケン23番「Team PentRoof」。
綺麗なライン取りでコーナーを抜けてゆく、
ゼッケン1番「みてろよカアチャン」。

いつもと違うコース取りも面白いものです。
各コーナーでは抜きつ抜かれつの攻防が。
ゼッケン3番「コルトクラウド」
後ろはゼッケン16番「クルマヤ」

どちらもコースを知り尽くした実力派チーム。
今回が初参戦のゼッケン24番「トップ勘゛」。
2時間目を迎え、健闘中!。
レースは2時間目を迎えて、転倒事故もなく平穏に進んでいく中、実はエキスパートクラスの各チームにはそれぞれにトラブルを抱えているチームも・・・。


ゼッケン14番「MUSK」はレース序盤からエンジンのフケが悪く、ペースが上がらず・・・・。
ドライバー交代の度にエンジン調整を行っていました。
ゼッケン2番「センシュウレーシング」も序盤からペースが上がらず苦戦中。
車体も新しく造ったのに・・・とのこと。
ついに3時間目にピットにて緊急修理が始まりました。
今年エキスパートクラスに復帰した、
ゼッケン15番「Team AGOBAC」。

実は、エンジンのフケが悪く、ストレスの溜まるレース展開に・・・・。
今回、メンバーの加藤さんは息子さん(自動車部主将)と一緒の参戦。チーム初の親子鷹のドライバーチェンジ。
こちらは、無理に修理をせずに我慢のレースで完走を目指します。
3時間目、遂に今シーズン初の転倒事故。
ゼッケン44番「YAMAMO WORKS」。
新コーナー入り口にて。
実は、シャシーにトラブルを抱えていたとのこと、ついにコントロールを失い、転倒。




(写真提供)
シティーオートレーシングクラブ様
(ありがとうございます。)
新コーナー横、
セーフティーゾーンに退避させられた、
YAMAMO WORKSのマシン。

激しい転倒の跡が・・・・。
ゼッケン3番「コルトクラウド」
順調にレースを運んできましたが、マフラーのトラブルで本部より強制ピットイン・修理に・・・・。
不調のエキスパートクラスのチームを尻目に、チャレンジクラスの実力派チームが快走。
ゼッケン19番「チーム ナリデン」
ゼッケン23番「Team PentRoof」
ゼッケン28番「真木レーシング」
マシンをHA型アルトにしての08シーズン。
堅調なレース運び。
昨年のチャレンジクラスチャンピオン。
ゼッケン11番「シティオートレーシングクラブ」

エキスパートクラス昇格後初レース、順調なレース運び。



レースは、3時間目を過ぎたところで、本部判断により、5時間に短縮されることが正式に決定。
残り2時間に。
4時間目経過後間もなく、新コーナー出口で、
ゼッケン13番「RTT」が痛恨の転倒・・・。

コースコンディションの荒れてきたレース中盤、ベテランチームでもこのような事故に・・・・。
横向きに360°回転したとのこと・・・・。



(写真提供)
シティーオートレーシングクラブ様
(ありがとうございます。)
広報の要望に応え、反省姿のドライバーさん・・・。
怪我無くてよかったです。
ゼッケン6番「Team EMS」
エキスパート2年目。
4時間目まで順調にレースを続けてきましたが、ロワアームが曲がって緊急修理。
ゼッケン2番「センシュウレーシング」
ついに車体に重大なダメージが・・・・。

チーム全員で緊急修理です。
レース序盤からエンジントラブルに悩まされながらも、修理を重ねてレースを続けてきた、ゼッケン9番「チーム カメ」。
4時間目に残念ながらリタイヤ・・・・。
ゼッケン38番「チーム がーこ」
ここまで頑張ってきて、水温が急上昇。
コース上で緊急修理をして、ピットに戻ってきました。

この後、懸命の修理。
荒れるコースは足回りにダメージを・・・・。
ゼッケン36番「ガレージヤジマレーシングチーム」もロワアームを曲げて緊急修理。
レースは残り30分。
レースは、終始トップを守り続けた、
ゼッケン1番「みてろよカアチャン」が開幕戦エキスパートクラスを制してチェッカー。
修理の末、ゆっくりと完走を目指した、
ゼッケン6番「Team EMS」もチェッカー。
こちらも満身創痍。
ゼッケン38番「チーム がーこ」
完走のチェッカー。
再車検。
本部前に並ぶ、入賞車輌達。

何だか誇らしげ。
チャレンジクラス表彰式
3位 チーム ナリデン

2名での参戦、久々の嬉しい表彰台。
周回数では、エキスパートクラス2位以下以上の周回数を走行。実力派チームが本領を発揮。
準優勝 チーム クルマヤ

昨年唯一参戦した最終戦で痛恨の転倒。
08年開幕戦で見事表彰台に!。
こちらも実力派、今年が楽しみです!。
優勝 Team PentRoof

昨年最終戦に転倒リタイヤ。惜しくもエキスパート昇格を逃しましたが、昨年同様、開幕戦優勝で幸先良いスタートに。

おめでとうございます!
エキスパートクラス表彰式
3位 コルトクラウド

途中マフラートラブルで修理に時間を取られても、表彰台を獲得するところが実力派ならでは。
耐久レースのお手本のようなレース展開。
準優勝 Team AGOBAC

マシンは決して本調子ではなかったが、我慢我慢のレース展開で、気付けば2位表彰台。
返り咲いたエキスパートクラスで久々の喜び。
優勝 みてろよカアチャン

スタートからブッチギリの横綱相撲。
ニューマシンでも他車を寄せ付けないところは、流石チャンピオン。
今年もこのまま独走???

おめでとうございます!
おまけ

昨年のチャンピオン。
みてろよカアチャンのピットでのひとコマ。

年間優勝トロフィーを手に。

ところが・・・・・。
よーく見ると・・・・。

あれ????
(皆さん、分かりました?)

 2008年 第1戦  4月 13日(日)  天候 曇り後雨 
 エキスパートクラス (参戦9台)
順位 ゼッケン チーム名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 1 みてろよ カアチャン 30 35 32 32 33 . 162
2 15 Team AGOBAC 29 30 30 29 31 . 149
3 3 コルトクラウド 29 33 29 23 35 . 149
4 11 シティーオートレーシングクラブ 27 33 30 29 30 . 149
5 14 MUSK 21 27 27 11 33 . 119
6 6 Team EMS 26 34 30 17 3 . 110
7 2 センシュウレーシング 27 28 8 17 20 . 100
DNF 13 RTT 26 31 28 4 - . 89R
DNF 9 チーム カメ 3 7 27 5 - . 42R
DNS 12 T.J.R.T - - - - - . 0
 チャレンジクラス (参戦8台)
順位 ゼッケン チーム名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 23 Team Pent Roof 29 34 31 30 35 . 159
2 16 チーム クルマヤ 29 34 30 31 34 . 158
3 19 チーム ナリデン 29 33 31 31 34 . 158
4 28 真木レーシング 26 33 30 29 25 . 143
5 36 ガレージヤジマレーシングチーム 26 32 29 28 25 . 140
6 38 チーム がーこ 24 29 29 21 11 . 114
DNF 24 トップ 勘゛ 26 30 23 - - . 79R
DNF 44 YAMAMO WORKS 29 33 10 - - . 72R