2007年 第3戦 レースレポート
7月15日(日曜日) 梅雨の最中のスポーツランド信州。
軽自動車オフロード倶楽部(KCOC)、シリーズ第3戦が開催されました。
昨年の第3戦も雨天レース、そして今年は本州南沿岸を大型の台風4号が通過中・・・・。
愛知県から参加の「チーム Stayer」と「チーム ナリデン」、山梨県から参加の「真木レーシング」が台風の影響で不参加となってしまい、参加台数18台(エキスパートクラス9台・チャレンジクラス11台)での第3戦となりました。
今回は、新規登録のチームが3チーム!荒天の中参戦をしてくださいました。
本州南岸を大型台風通過中。

しかし、スポーツランド信州は小雨模様。

受付けを済ませる参戦チームの皆様。
受付を済ませた後、車検を受けるマシン。
霧に包まれたパドック。
今日は、霧が出たり晴れたり。
雨も降ったり止んだり。
と、言うことで。
町田社長より、第3戦はスタートを1時間遅らせ、
10:00〜15:00の5時間短縮との発表。
天候次第ではさらなる短縮も。
開会式。
雨の信州、長靴は必需品。
スタート前、めったにないコースオープン。
コースを実際に歩く皆様。

特に、このシケインでは幅とかライン取りを検討する風景が見られました。
慣熟歩行には出掛けず、
マシンの整備や、くつろぐ皆様も・・・。

それぞれのスタート前の過ごし方でした。
前日からの雨を吸い込んだコースはドロドロのヌルヌル。
2周のオープニングラップが開始されました。
第2戦優勝の「みてろよカアチャン」を先頭に5時間に短縮された第3戦がスタートしました。
出発当日、台風が接近する中、
京都から参戦の8番「チーム プリンス」。
台風に追い駆けられるようにして信州にやってきたとか・・・・。ご自宅は奥様方にお任せしたきたとか・・・。遠くからありがとうございます!
第2戦、痛恨の転倒を喫した
77番「シティオートレーシングクラブ」
再びマシンを新調しての第3戦。
はやくもドロドロに・・・・。
141番は、いつもオフィシャルを手伝ってくれている「信州大学」。
前日の練習走行で新しく製作したマシンを転倒させてしまったとか・・・。
緊急でマシンを調達しての参戦。
シケインを駆け抜ける、
4番「チーム ゼロフラッグ」
何と!1時間目からエキスパートクラスの
トップに立つ!
35番「チーム おっと!」
滑るコースの餌食に・・・。
ギャラリー下での転倒。
2時間目のことでした。


そして、この辺りから、8コーナーの登りでスタックするマシンが出て、その度にレースが中断に。
実は登りのキツイこのコース、雨ともなるとヌルヌルになるコンディションも加わり、ライン取りをミスるとスタックしてしまいます。特に上のストレートに出る手前の8コーナー、昨年も同じ第3戦は雨で多くのマシンがスタックしました。

ここでレース途中ながら、ブルドーザーを入れて路面を改修しする決断が下され、一旦コース上のマシンはパドックに戻されました。
一旦パドックに戻ったマシン達。
メンテナンス及びドライバーチェンジが認められます。
マシンに駆け寄る各チームのメンバー。
この時間を利用してメンテナンスをする各チーム。
メインはタイヤハウス内の泥落し。
ウゥンドウの清掃、ボディの清掃。

特にリヤのタイヤハウス内の泥は落とさないと、走行に影響が出る程に・・・・・。
緊急のコース改修後も8コーナーでスタックして登れないマシンの為に、レースが止まりました。
その度に再スタート。
その再スタート直後に、33番「ロンド・ベル」が転倒。初参戦以来健闘を続けてきたチームにも、SPL信州の洗礼が・・・・。
荒れるレース展開の中、1時間目からのトップを守り続ける4番「チーム ゼロフラッグ」
最後まで攻めの手を緩めません!。

霧も出てきたので、走行前車にライトONの指示が本部より出されました。
前を走るのは、ゼッケン56番「Team AGOBAC」。前回転倒でマシンを失い、今回マシンを新調してきましたが、前日の練習走行会からエンジンがフケない状態で苦しい展開。
後ろから迫るのは、24番「T.J.R.T」
AGOBACはT.J.R.Tにこのマシンを譲っていただき、何とか第3戦に間に合わせました。
T.J.R.Tは今回も「堅い」レース展開で3戦連続の表彰台を狙います。
77番「シティオートレーシングクラブ」
チャレンジクラスのトップを快走中!
間もなく、ゴールを迎える時間。
再びコースには霧が降りてきました。
荒れた路面の5時間耐久となった第3戦。
チェッカーが振り下ろされました!。
土手で、ゴールの写真を撮っていたら・・・。
通過するマシンの跳ねた泥がカメラに・・・。

左の黒いモノは、レンズに付着した泥です。
再車検は今回は本部の前で、
手前が3位の1番「KIWI Sports」
その奥が2位の2番「みてろよカアチャン」
一番奥、ついに常勝カアチャンにストップを掛けた、4番「チーム ゼロフラッグ」

エキスパートの表彰台の3台。
44番「YAMAMO WORKS」
初参戦にして初表彰台を獲得!

おめでとうございます!
チャレンジクラス表彰式
3位 YAMAMO WORKS
初参戦にして初表彰台獲得の快挙達成!
チャレンジクラスに現れた台風の目になるのか!
これからの活躍にも期待大です!
おめでとうございます!
準優勝 T.J.R.T
第2戦に続き、準優勝獲得!
「黄色い弾丸」がその実力を堅実なモノに・・・。
今回も耐久のお手本のような堅いレース展開。
おめでとうございます。
優勝 シティオートレーシングクラブ

遂に表彰台の頂点に登り詰めました。
参戦以来着実に成長を続け、皆で獲得したチャレンジクラスの頂点。

おめでとうございます!
エキスパートクラス表彰式
3位 KIWI Sports
第1戦に続き表彰台獲得。
荒れたコースでも安定感抜群。流石です。
(レンズに汚れが・・・すみません・・・・)
準優勝 みてろよカアチャン
リタイヤ以外は優勝を続けていた常勝チーム、
今回は2位。しかし表彰台の常連は変わらず。
現在シリーズトップは死守!
(レンズに汚れが・・・すみません・・・・)
優勝 チーム ゼロフラッグ

ついに常勝カアチャンを止めるチームが・・・。
1時間目に奪い取った首位の座を一度も明け渡すことなく、ついに表彰台のトップを獲得!

おめでとうございます!

(さらにレンズに汚れが・・・すみません・・・・)
荒れたコースでのレースの中、ご参加のチームの皆様、お疲れさまでした。
第4戦は、KCOCの名物、闇夜を走り抜ける6時間耐久レース(ナイトレース)です。
前夜祭も開催され、楽しみも多いこのレース。
ポイント争いにも重要なレースです。
多くのチームの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
 2007年 第3戦  7月15日(日)  天候 雨 
 エキスパートクラス (参戦9台)
順位 ゼッケン チーム名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 4 チーム ゼロフラッグ 32 14 8 6 29 - 89
2 2 みてろよ カアチャン 31 15 8 5 28 - 87
3 1 KIWI sports 30 14 8 4 25 - 81
4 9 センシュウレーシング 30 12 7 5 27 - 81
5 5 コルトクラウド 29 14 6 5 26 - 80
6 11 Team Jim 25 11 8 4 25 - 73
7 3 ABELL 30 11 . 5 27 - 73
8 8 チーム プリンス 28 9 4 4 27 - 72
9 12 Team EMS 27 10 3 3 24 - 67
. 15 チーム Stayer - - - - - - 不出走
 チャレンジクラス (参戦11台)
順位 ゼッケン チーム名 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 合計
1 77 シティオートレーシング 28 13 9 4 27 - 81
2 24 T.J.R.T 28 11 7 4 26 - 76
3 44 YAMAMO WORKS 28 9 7 5 26 - 75
4 56 Team AGOBAC 27 11 7 4 24 - 73
5 18 RTT 26 9 7 4 26 - 72
6 52 あ〜るのはち 24 5 5 4 23 - 61
7 37 チーム A.I.T 17 8 5 4 20 - 54
8 55 Team Q’z 25 10 2 3 6 - 46
DNF 33 ロンド・ベル 28 13 7 1 - - 49R
DNF 35 チーム おっと! 27 11 - - - - 38R
DNF 141 信州大学 25 4 1 2 - - 32R
. 19 チーム ナリデン - - - - - - 不出走
. 28 真木レーシング - - - - - - 不出走