チームメンバーの動きが慌しくなり、周囲のチームも気付き始めた。「カァチャンが止まった！・・・」パドックはざわつき始めた。
今シーズン、参戦すればぶっちぎりの優勝で２年連続チャンピオンに王手を掛けた「みてろよカァチャン」。
誰もが２年連続と思っていた・・・・・。
「信州には魔物が居る！・・・・・」心からそう思ってしまうような衝撃の展開！。
コース上での仮修復を行い、５時間目に差し掛かってからピットに戻り再修復中。
エキスパートのトップに躍り出たのはゼッケン９番「パロパロ」。しかし、信州の魔物はパロパロをも餌食に。
同じく５コーナー先の登りで突然ストップ！。
ハブのセンターロックナットが外れて飛んでしまっていました。
コースでの仮修復の後、戻ってきて修復。
しかし、コース復帰するも、再び駆動系トラブルにてリタイヤ。
レースも終盤戦に入ると各チームで細かいトラブルも起こります。駆動系のトラブルの様子。社長自らが懸命の修復作業。
最後のドライバー交代を待ちます。
最終ドライバーは今年から監督の大役を預かる「ひでじぃ」今年から「ひで監」さん。
笑顔をくれました！。
そしてコースに復帰してゆきました。
５時間の時点で２位を走行。最後のドライバー交代。
このままでゴール出来れば、準優勝！
そして、逆転で２００６年エキスパートクラスチャンピオンを獲得することになります！。
チーム一丸で最終ドライバー交代、点検作業を行います。
順位は１６番手、エキスパートクラス走行中の最後尾になってしまいました。
６時間目を３５周走りきるところはさすが！。
しかし、落とした順位を大きく取り戻すには時間が足りませんでした。
１２４周でチェッカーを受けました。
ゼッケン２１番「Ｂ−ＲＵＳＨ」
上位を走っていたマルチバルブ車が軒並みトラブルで脱落する中、順調に走行を重ねました！。
２位に１周差をつけての堂々たる優勝です！
ゼッケン３番「ＫＩＷＩ ｓｐｏｒｔｓ」
第４戦に続いて連続で２位表彰台を獲得。
そして・・・・・。
最終戦にて逆転！
２００６年チャンピオンを獲得！
ゼッケン２５番「トラブルメーカー」
２位以下を大きく引き離し、１９３周を走りきった堂々の優勝です！
おめでとうございます！
今回はエンジンヘッド降ろしにより事務局のチェックを受けることになりました。
（これで２位以上は確定。チャンピオンも確定しました。）
早々に組み直してエンジンも始動。
慣れているチームは作業も速い！。
規制された枠外から見物の参戦チームの皆様。
今回の再車検にて、３位でゴールをしたゼッケン４７番「ドラゴンビリ」が再車検を拒否。
規定により失格となりました。そして年間ポイントも規定により剥奪ということになりました。大変残念に思います。
これにより４位でゴールの「Ｔｅａｍ ｊｉｍ」が３位に昇格。
