2006年 第2戦 レースレポート
軽自動車オフロード倶楽部(KCOC)の第2戦は、開幕戦から約1ヶ月半のインターバルの後、梅雨入りを目前の6月4日(日曜日)に開催されました。
当日は朝から爽快な晴れ。恵まれた天候の中、参加台数23台(エキスパートクラス13台・ビギナークラス10台)でのレースとなりました。
7:15にゲートオープン。
続々と参加チームが受付を済ませます。
爽やかに晴れたスポーツランド信州に23チームの皆さんが集結しました。
信州の冬に耐え、春を越え、梅雨入りの季節を迎えたSPL信州花博覧会の花壇。
チューリップが大きく成長し花を咲かせていました。
原会長の進行での開会式。
日差しが強くなり、乾燥したコースは撒いた水がすぐに乾いてしまうほどです。
散水が間に合わず、スタート時刻は15分遅れに。
今回の注目チームは、開幕戦をエキスパート準優勝で飾ったセンシュウレーシング。
今回は自動車部の学生と合同チームで、マシンもヴィヴィオでの参戦です。
倶楽部にとっても若い方々の参加は嬉しいことです。
先輩のご指導のもと、大いに走ってください!。
スタートグリッドは開幕戦での成績順。
ポールポジションはそのセンシュウレーシング。
立正大学自動車部がマシントラブルでピットスタートとなり、22台が揃いました。
オープニングラップ2周の後、レーススタート。
マシンのエンジン音が高まり、パドックの興奮も最高潮!。6時間先のゴールを目指し、各チームのマシンが新コーナーへ突入してゆきます。
強い陽射しの中、早くもコースは乾き始めました。砂煙の中パドック前ストレートを駆け下る、ゼッケン16番ゼロフラッグと5番TeamAGOBAC。

しかし・・・・・・・・。
レース開始約25分後。
2コーナーでTeamAGOBACが転倒。
土手に乗り上げ、左側に倒れてしまいました。見事にガラスの無くなった左側。
早くも脱落・・・・・・・。

広報沼田は早くも役員仕事に専念決定。
マシントラブルでピットスタートのはずだったゼッケン154番の立正大学自動車部。
結局修復できず、リタイヤとなりました。
パドック前のストレートの手前のクランクは、各ドライバーでテクニックの分かれる名物コーナー。また数少ない抜きどころでもあります。
イン側の土手に乗り上げるほど攻める人も。
しかし、ここは数々の転倒事故の名所でもあります。今回はベテランチーム18番コルトクラウドが最終クランクの餌食に。
序盤からレースは荒れ模様です。


転倒は一服していた広報沼田の目の前でした。写真も忘れて後続の停車に必死(オフィシャル作業優先です)。

この写真は、「チームつちのこ」の堀江さんのご提供です。ありがとうございました。
パドック前のストレートは長い下り坂。
その先の新コーナーも数々のドラマを生み出す名所です。各ドライバーのテクニックを求められる新コーナーに突っ込んでくる各マシン。
4時間目まで毎時間毎に入っていた散水車。
撒いてもすぐにコースが乾いて砂煙が周囲を包みます。信州はこの日まで12日間雨ナシの天候だったとのこと。水を汲んでは散水を繰り返した町田社長。お疲れ様でした。

散水車が入る中では、上手に抜くのもレース運びには重要なテクニック。
ヘアピンの7コーナーを駆け抜ける各チームのマシン。47番はビギナークラス開幕戦の優勝チームドラゴンビリ。各コーナーではこうして激しいバトルが展開されていました。
3時間目、レースも中盤に差し掛かった頃。新コーナーでゼッケン24番TJRTが大クラッシュ。ドライバーは無事でした。本業は歯科医。今日6月4日はムシ歯の日。景品に歯ブラシを提供してくださいました。レースでは残念なことに・・・・・。
セーフティゾーンに佇むTJRTのアルト。
横をレース中のマシンが駆け抜けてゆきます。レースは後半戦に突入してゆきました。
レース序盤からトップに躍り出た、昨シーズンのチャンピオン。ゼッケン1番みてろよカアチャン。
今シーズン初参戦ですが、そのレース運びはまさに横綱相撲!。
激しいレースを展開中
16番ゼロフラッグと2番ABELL。
ABELLのマシンは昨年のビギナークラスチャンピオン・マスターにゃんのマシンを譲り受けたもの。
今回初お披露目です。
ゼッケン17番 MUSK
激しい走りで右後輪が曲がってしまいました。
残念ながらリタイヤ。
パッと見ではピットイン・ドライバー交代中に見える、
ゼッケン22番TeamJim。実はリタイヤ。
フロントショックのトラブル。
何とノーマルだったとのこと。
「これでショック交換の決心がつきました!」
次戦が楽しみです。
5時間目早々に、5コーナー先で足回りのトラブルで停車したゼッケン10番センシュウレーシング。
全員で修復中。
最後の1時間にコース復帰を果たしました。


そして・・・・・。
5コーナー先で同時に同じトラブルで停車した
ゼッケン49番TeamEMS。
時間を掛けてピットに戻ってきました。
こちらも修復中。
そして最後の1時間にコースに復帰してゆきました。
今年から念願のエキスパートクラスの、京都から参戦のプリンス。現在4位。チームワークの良いところを見せてくれます!。最後の1時間へ仲間を送り出します。
みてろよカアチャン最後のピットイン。
序盤からここまで終始レースをリード。
2位との差は開いているにもかかわらず、最後まで手を抜くことはありません。
序盤で2台のアルト勢のうち、2台が転倒リタイヤ。しかし1台だけ堅実なレース運びをしてきた
16番 ゼロフラッグ。
表彰台を確実にし、慎重な走りでゴールを目指します。
エキスパートクラス優勝チェッカーを受ける、昨年のチャンピオンチーム。みてろよカアチャン。
終始横綱相撲のレース展開。
今シーズン初レースで、堂々の優勝。
唯一の180周台で周回を果たしました。
ビギナークラスの優勝チェッカーは、
51番 チームつちのこ。
こちらも2位に3周差をつけての堂々たる優勝チッカーです。
全てのマシンがチェッカーを受けた後、最終6時間目にドライブシャフトのトラブルでコース内に停まっていたABELL。最後にチェッカーを受けました。
ビギナークラス表彰式
3位 チームStayer
参戦歴の長い愛知の雄!。久々の表彰台です。
マシンの前を潰しながらも堂々の表彰台。
準優勝 歯医者つながりレーシングチーム
昨年は不名誉な最多転倒賞を受賞。
今シーズン初参戦でいきなり2位表彰台。
しかし、今回でチームは解散とのこと。
有終の美を飾りました。
優勝 チーム つちのこ

後続を3周差ではねのけて堂々の優勝!。
マシンも今回からNEWカラーリングで縁起の良いスタートとなりました。今シーズン初参戦を優勝で飾りました。

おめでとうございます!
エキスパートクラス表彰式
3位 B−RUSH
今シーズンは第2戦が初レース。
いきなり表彰台を獲得しました。ヴィヴィオ勢の1台が表彰台を獲得!
準優勝 チーム ゼロフラッグ
地元信州の雄、ゼロフラッグ。エキスパートクラス昇格後初の表彰台は準優勝。
終始安定したレース運びと、最終1時間の追い上げで3位から一つ順位を上げる大健闘!
優勝 みてろよカアチャン

完走チーム中唯一の180周台で堂々のオーバーオール優勝!。昨年のチャンピオンは今年も強い!
どこがストップを掛けるのか?
とにかく強い!速い!堅い!

おめでとうございます!
今回も、ご提供品が有ったため、事務局長とジャンケン大会を開催。
今回参加の皆さんの大集合写真。
今年から事務局のお手伝い=堂々の役員入り?のマスターにゃん・エミさんの一枚。
事務局長にいきなり振られて、緊張で震える手での名ショットです。
次回は7月16日(日曜日)。翌日17日は国民の祝日(海の日)です!。レース翌日がお休みなんて嬉しいですよね。ということは、多くのチーム参加を期待しちゃいます!
登録全チーム参戦の勢いで、お待ちしてます!
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